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頤和園(いわえん、Summer Palace)は、中国に現存する最大の王室公園であり、世界の最も有名な古典庭園の一つです。北京市街地の中心部から約15キロ離れた海淀区に位置し、遼・金時代は王室の遊楽地であり、明・清時期には皇帝の御苑となりました。1888年、清朝の慈禧皇太后は海軍の軍費を流用して再建し、今の名称である「頤和園」に改めました。庭園は万寿山と昆明湖からなり、すべての建築が山と湖の形に基ずいて巧みに配置され、借景、造景の芸術も採用さてれ、景色の変化に富んでいます。仏香閣、長廊、仁寿堂、十七孔橋、諧趣園、蘇州街、石坊が主な見所となっています。

「頤和園」の歴史は古く、12世紀、金代に皇帝の離宮として築かれたのが始まりといわれていますが、その後17世紀以降の清代に、最も大々的な整備がなされたそうです。
しかし、近代に入ってアヘン戦争などの事変によって破壊され、その後19世紀後半に醇親王による修復がなされました。
正式に「頤和園」と命名されたのはこの頃だといわれています。
さらに20世紀初めには、絶大な権力を握った、かの「西太后」により大規模な修復が行われました。
このときの修復経費には莫大な戦費が流用されたそうで、その後の財政危機を招き、清朝滅亡の原因の一つともいわれています。

 

頤和園は万寿山という小高い山とその南側に広がる昆明湖という人工湖で構成されています。
万寿山一帯にはたくさんの建物がありますが、この万寿山は昆明湖を作るときに掘り出した土を盛り上げて築山したものだそうです。

この写真は、万寿山に建つ「仏香閣」という建物です。



ここは西太後の御座


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