昨日より故宮は、「天朝衣冠」、「宮闕述往」、「乾隆時代玉器」、「金銀器」など四大特別展をスタートさせている。初めて国庫から出された貴重な文物も多く含まれており見応えたっぷり。この展覧は11月初めまで行われており、見学は無料。



　　午門展覧ホールにて出展されている「天朝衣冠・故宮博物院蔵清代宮廷服飾精品展」は、103件の清宮華服展示。礼服、吉服、行服、便服、衣料など5部に分かれており、皇帝がお召しになられた天、地、日、月祭典時礼服セットは初公開だ。



　　シルク素材の文物は、湿気や照明、紫外線、花粉などに弱く、展示規定も厳格にならざるをえない。故宮で、ここまで多くの服飾展を行うのは過去はじめてだそう。