新北京前門大街の歩行者天国
天安門の南に面した前門大街は、570年の歴史を誇る大通りだ。今年、前門大街は、歴史上の5回目の修復を終えたばかりだ。

「牌楼」と呼ばれる鳥居形の建造物は、古い北京の独特の景観を形づくっている。昔、北京っ子は前門大街のことを「五牌楼」と呼んだ。なぜなら当時の「牌楼」は普通、門の出入り口が3つだったが、前門の「牌楼」だけは5つあったからである。
1958年運行が停止された「当当車」(チンチン電車)も前門大街に復活した。「当当車」は、電車の先頭に銅製の鈴をつけ、運転手がペダルを踏むと、鈴が「チンチン」と鳴り、通行人に道を開けるように促すところからこの名前がついた。






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